いびきの陰に潜む、様々な悪影響。ときには脳や身体へのダメージも。
「いびき」はごく普通の方にも見られます。「いびきはぐっすり眠っている証拠」のようにも言われていました。
しかし、最近では、いびきは体に何らかの不調が発生しているサインであることが知られるようになってきました。
いびきは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の代表的な症状です。
SASによる睡眠中の酸素不足は、脳や身体へダメージを及ぼすほか、日常生活や生命さえも脅かす生活習慣病や全身疾患の原因にもなりうる恐ろしい病気です。
有田歯科医院は、いびき、睡眠時無呼吸症候群の専門外来である東京ロンフェルメ耳鼻いんこう科と協力し、治療を進めてまいります。発症する原因は一人ひとり異なります。
患者様一人ひとりのお悩みに耳を傾け、診査し、原因を把握してから最適な治療法を選択いたします。
治療することで身体への負担が減り、疾患の改善や予防にもなり、睡眠の質が向上します。
日常生活がさらに豊かなものになることを期待いたします。
いびき、軽度~中等度の無呼吸はマウスピースで十分効果がありますが、重症の方の第一選択はn-CPAPとなります。
n-CPAPを試してみたが、違和感が強く装着できない方もいます。
そのような方は、一度、マウスピースを試してみてはいかがでしょうか?
ゼロにはなりませんが、軽度~中等度のSASまで改善できるかもしれません。
有田歯科医院では、いびき、睡眠時無呼吸症候群にお悩みの患者様を救っていきたいと思っています。
いびき、睡眠時無呼吸症候群に関する症状がみられましたら、お気軽にご相談ください。
人それぞれにいびきが出る原因は違いますが、音の出るメカニズムは同じです。
いびきは、睡眠中に舌を支える筋肉がゆるんで重力により下あごが下がり、空気の通り道である気道が狭くなることで起こります。
空気抵抗が大きくなることで気道の粘膜が振動し、いびきが生じるのです。
気道は元々、幅の狭い器官で、筋肉によって支えられているのですが、睡眠時になると全身の筋肉がゆるむため上気道の筋肉がゆるみます。
下記のような先天的な要因がある場合、さらに気道が狭くなり、いびきが発生しやすくなるのです。
睡眠時無呼吸症候群は、今や社会的問題となっています。
現在、日本における睡眠時無呼吸症候群の患者様はおよそ200万人以上。代表的な症状としてのいびきに至っては、日本全国で2,000万人を超えるといわれています。
もしかしたら、あなたも睡眠時無呼吸症候群かもしれません。
上記のような症状がひとつでも当てはまるようなら、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
長期化することで日常生活に支障をきたしたり命にかかわる重大な疾患を引き起こしたりする恐れもあるため、早めの診断が肝心です。
お気軽にご相談ください。
無呼吸やいびきは、寝ている時に筋肉がゆるんで重力が加わり、下顎が後方にさがるとともに舌も奥へと入り込み、気道が圧迫されることで起こります。
それを防ぐために用いられるのが、スリープスプリント(マウスピース)です。
マウスピースは下顎を上顎より5~10mm程度、前方に出した状態(受け口のような状態)で、上と下の歯を固定するため、重力が加わりやすい仰向けで寝ていても下顎がさがらないようになります。
気道が十分に確保され、空気の通りが楽になり無呼吸やいびきが起こりにくくなるのです。
重症の方もご安心下さい。
重症だがC-PAPがどうしても使えない方、旅行にn-CPAPを持っていけない方、n-CPAPの装着がつらい方等、マウスピースと併用することも可能ですので、一度ご相談ください。
いびきの治療は、睡眠時無呼吸症候群との耳鼻科での診療情報提供書があれば保険適用となります。
診療情報提供書をお持ちでない方は、マウスピース作成前に、専門の検査機関で検査されることをお勧めいたします。
寝ている間、患者さん自身どんな状況になっているか各種検査(血圧、脈拍、脳、無呼吸状態など)をする必要があるため、当歯科医院があるビルの2階の東京ロンフェルメ耳鼻いんこう科は、東京でも有数のいびき専門の医院ですのでご紹介します。
検査は以下の内容を実施します。
1回目 | 検査 | 問診、視診 口腔内スライド撮影 レントゲン検査 歯周ポケットの測定 参考模型の作成のための印象採得 ¥5,000位 (所要時間:60分程度) |
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2回目 | 印象採得 | |
咬合採得 | ¥3,000位(所要時間:30分程度) | |
3回目 | マウスピースの装着 | ¥10,000位 |
取扱いについて説明 | (所要時間:45分程度) | |
4回目 | 調整、経過観察 | ¥2,000位 (所要時間:15分程度) |
ソムノデントは患者さん個々の歯列にあわせてスプリント(マウスピース)を作成します。就寝中にソムノデントMASを装着することで、下顎(下あご)を楽に前に出した状態を維持することが出でき、軌道の閉鎖を抑制・調整することが出来ます。
検査は以下の内容を実施します。
1回目 | 検査 | 問診、視診 口腔内スライド撮影 レントゲン検査 歯周ポケットの測定 参考模型の作成のための印象採得¥5,000位 (所要時間:60分程度) |
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2回目 | 印象採得 | |
咬合採得 | ¥108,000位(所要時間:30分程度) | |
3回目 | マウスピースの装着 | ¥64,800位 |
取扱いについて説明 | (所要時間:45分程度) | |
4回目 | 調整、経過観察 | ¥2,000位 (所要時間:15分程度) |
いびきをかく人のほとんどが口呼吸をしています。
いびきと口呼吸は密接な関連があると考えて良いでしょう。
そして、口呼吸はSASを代表格として、体に対する様々な影響を与えます。
たとえば、口呼吸では、空気中の細菌が容易に体内に侵入しやすくなるため、感染症に罹りやすくなる他、冷たく乾燥した空気を吸い込むことで気道組織が傷む可能性も考えられます。
いびきの陰にSASや口呼吸、それらから生じる様々な悪影響、さらには事故・合併症リスクが潜んでいるとしたら、たかがいびきと侮ることはできません。
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